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専門家吉谷桂子のガーデンダイアリー ~花と緑と豊かに暮らすガーデニング手帖~

「宿根草は、3年かかる」けれども、3月25日(土曜日)神代植物公園にて これからいろいろな宿根草を!

吉谷桂子

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去年の2月からずっと、ずっと、ずっと、ずっと。東京の公園のこと。考えてきました。

半年どころではない長い集中時間でした。しかし、デザインしたり企画するのと違い、庭は植物が

植わって終わりではなく、そこからスタート。誰が維持管理して????

ボランティアさんに支えられている公共花壇。東京にはたくさんのボランティア・ガーデナーさんが

いらして、私も、青山通りはボランティア・ガーデナーですが、体力と時間が許す限りは

とはいえ......、月に一度程度の参加が今は精一杯ですが、

関わりを続けています。

もう少し家が近かったらとか。近かったら毎週ボランティアも厭わない。

でも、都心は遠いのでやはり、スケジュールが詰まると辛いですね。往復3時間以上は取られるので。

でも、東京の公園に、季節になったら花が咲いたらすてきですよね。桜だけでなく。

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この文言は、3年前のナチュラリスティック・ガーデンに関しての私の要約文ですが

あれからさらに、私が自分のスキルとともに、

無理なくガーデニングを楽しむためのノウハウを織り込んだ、新たな時代のガーデンスタイルです。

写真は中之条ガーデンズのナチュラルガーデンですが、中之条でその方法を取り込むことができたのは

共感してメンテナンスも含めてセンス良く庭に関わってくれるヘッドガーデナーがいて、わりと自由に

ガーデンデザインをさせてくださったからですが、これは本当に1、2年じゃ結果でず。

だいぶ、良くなっていますが、今もまだ試行錯誤が続くのです。

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でも、「人には本来、心地よく自然と繋がりたいという本能的な欲求があるはず...」

という信念のもと、メンテナンス・フレンドリーを目指して、今は代々木公園。

いよよ新たな芽も吹いてきましたよ!そこで

無農薬、無化学肥料で自然に則したガーデニングを目指していますが、そうねえ。

本格的な見栄えが今年どれくらい行けるか。

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「宿根草は、3年かかる」おなじように、頑張って生き延びていく球根も、球根単体を植えて3年以上経たないと本来のポテンシャルに行かないというのが私の感想。

イフェイオンは、植えて、植えっぱなしで3年経つと、いい感じになります。

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たとえばこの写真のポット売りはいまの時期、園芸店に出回ります。見つけたら買い!

代々木はイフェイオン`アルバートキャステロ`を、5000球植えましたが、3年後に15000球とか

6年後は3万球が満開になると、きっとすてきですよね!それまで頑張って見守りたいけれど。

増えて素晴らしいランドスケープを作るイメージで今頑張っています。維持管理のシステムもね。

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(アネモネ・フルゲンスも長い間我が家で咲いてましたが、去年の春は消えてたか。でも球根アネモネ類は、夏に球根が蒸れなければ結構毎年咲かせています)

3月25日実施の神代植物公園の講演会は、おかげさまで2月25日(土)9:00〜開示(先着50名)

午後に満席となり、ご応募くださったみなさまには心からの感謝です。

3月25日にお会いできることを楽しみにしています。

もしかしたら、3月25日は、神代植物公園に桜が咲いているかもです。

大きな桜の木が園内満開。となれば素晴らしいことでしょう。

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公園協会からマスコミに向けたプレス発表は以下で

ニュースキャストというWebページにて情報公開中です。


https://newscast.jp/news/3257157

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代々木公園、コンテスト作品のほうも、順調に育っています。楽しみですね!写真はアリウムかな?丈夫なモヒカンとかかな?

ともにパトリニアも丈夫だし、同じころに咲いたら素敵ですね。

先日の代々木公園に関するオンラインは無料で、Social Green design の

youtube で見ることができます。他の方々の登壇の内容も素晴らしいです。

https://socialgreendesign.jp/event/sgd-talk/1569


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吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。7年間英国に在住した経験を生かしたガーデンライフを提案。さまざまなイベントや雑誌などに出演するほか講師を務め、著書も多数。また国際バラとガーデニングショウやレストランなどの植栽デザインを担当。2013年春にファッションブランド「Shade」を立ち上げた。


Instagram@keikoyoshiya 

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